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WORKS
ASO HUT





10㎡ほどの小さな小屋の計画である。
敷地は南阿蘇にあり、小さな農園を営む施主のための、趣味や作業のための小屋として計画された。
小屋は、母屋の北東側に阿蘇山を正面に望み、通りから隣人を迎え入れるような場所に位置している。
そして、山に向かって水平に大きく開放できるよう、4枚の大きな突き出し窓を設けた。
窓を開けると、水平いっぱいに山と空が広がり、大きな建具が庇のように日陰をつくって半屋外のようになり、阿蘇の高原の環境を楽しむことができる。
大きく窓を開けた小屋はアイコンのようになり、日陰の下に近所の友人が立ち寄りお茶を飲んだり、将来的には棚を置いて野菜や物を売ることもできるような場所になっている。
作業や物を保管する場所としてだけではなく、様々な使われ方の想像が広がる小屋のあり方を考えた。
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