WORKS

​MYORENJI HOUSE

設計・監理:玉田脇本建築設計事務所

施工:株式会社エスワイシー

所在地:神奈川県横浜市

竣工:2019.12

用途:住宅(改修)

延床面積:60m2

構造種別:RC造/地上7階

メディア

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TECTUER

横浜市にある1980年代後半に建てられた集合住宅の、標準的な2SLDKの間取りの住宅のリノベーション計画である。

この部屋は高台の最上階で、南と西の2面に5つの開口部と2つのバルコニーを持ち、みなとみらいや富士山、丹沢連峰を一望することが出来る場所に位置している。この既存の環境と魅力を最大に生かすことを考えた。

まず、間仕切りを取り払い大きなワンルームとすることで、5つの窓を連続させ、ぐるりと周辺の景色を連続させた。そしてワンルームの中央に上下2段のハコを配置した。ハコは寝室であり、遊び場でもあり、将来的には子供部屋にもなるような、多様な用途に対応できる空間である。また、ハコの配置から生まれる外周部との隙間のスペースは単なる廊下ではなく、デスクと本棚のある窓際の場所は書斎に、収納のある場所はウォークスルークローゼットのように、周りとの関係によって様々な場所となる。ハコによってワンルーム空間の中に回遊したり、登り降りしたり、見え隠れしたりという多様な空間体験を創り出す。

新しく挿入したハコと既存の環境が関係し、ひとつながりでありながら、様々な場所が作られる住宅になればと思う。